令和5年度 病院情報の公表
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 33 | 18 | 33 | 58 | 55 | 98 | 126 | 371 | 546 | 330 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 50 | 39.44 | 20.6 | 8 | 86.52 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 47 | 34.96 | 13.52 | 6.38 | 78.34 | |
050130xx9900x0 | 心不全 | 46 | 29.2 | 17.38 | 6.52 | 88.91 | |
0400801499x012 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 41 | 28.54 | 18.22 | 2.44 | 87.49 | |
0400801499x013 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 36 | 33.11 | 19.88 | 2.78 | 86.81 |
内科では、高齢者の誤嚥性肺炎を含めた肺炎や尿路感染・心不全が多くなっています。
平均年齢が80歳以上と後期高齢の患者さんが多いため重症化と入院期間の長期化があり、前年度同様に全国平均と比べ平均在院日数が長い傾向が見られます。
前年度と比較すると敗血症の患者さんは減少しました。
平均年齢が80歳以上と後期高齢の患者さんが多いため重症化と入院期間の長期化があり、前年度同様に全国平均と比べ平均在院日数が長い傾向が見られます。
前年度と比較すると敗血症の患者さんは減少しました。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) | 8 | 3.75 | 5.62 | 0 | 5 | |
140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) | 8 | 7.13 | 6.07 | 0 | 0 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 | 6 | 2.33 | 5.64 | 0 | 4.17 | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 | 5 | 2.6 | 5.86 | 0 | 3 | |
140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) | 2 | 8.5 | 11.01 | 0 | 0 |
小児科は、コロナ禍で入院件数全体が大幅に減少していましたが、増加傾向に転じています。
肺炎やウイルス性腸炎など感染症による緊急入院の増加が主な要因です。
また、産婦人科医との協力体制をとりながら、新生児医療にも対応しています。
平均在院日数は、全体的に全国平均より短くなっています。
肺炎やウイルス性腸炎など感染症による緊急入院の増加が主な要因です。
また、産婦人科医との協力体制をとりながら、新生児医療にも対応しています。
平均在院日数は、全体的に全国平均より短くなっています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | 18 | 17.28 | 8.95 | 11.11 | 72.56 | |
160800xx99xxx0 | 股関節・大腿近位の骨折 | 17 | 4.35 | 14.07 | 100 | 82.06 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | 12 | 10.83 | 7.58 | 0 | 62.75 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 | 9 | 33.11 | 12.88 | 0 | 87.22 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 8 | 38.25 | 20.6 | 25 | 84.38 |
救急患者の腸閉塞症例が多く、造影CT等を実施したうえで理学的所見とともに手術適応を決定しています。
整形外科疾患については常勤医師が不在により手術ができないため、初期対応をし近隣の医療機関へ転院していただいています。
患者さまの状態にあわせて、安心して自宅等に戻っていただけるよう回復期リハビリ病棟での対応も積極的におこなっています。
結腸憩室炎は、ほとんどが保存的治療での対応が可能となっています。
整形外科疾患については常勤医師が不在により手術ができないため、初期対応をし近隣の医療機関へ転院していただいています。
患者さまの状態にあわせて、安心して自宅等に戻っていただけるよう回復期リハビリ病棟での対応も積極的におこなっています。
結腸憩室炎は、ほとんどが保存的治療での対応が可能となっています。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120260x001xxxx | 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) | 6 | 9.5 | 9.31 | 0 | 33.5 | |
120230xx02xxxx | 子宮の非炎症性障害 | 5 | 2.2 | 2.48 | 0 | 46.6 | |
12002xxx01x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 | 2 | 10 | 10.1 | 0 | 44 | |
120070xx01xxxx | 卵巣の良性腫瘍 | 2 | 10.5 | 9.68 | 0 | 81 | |
120080xx97xxxx | 女性生殖器の良性腫瘍(その他) | 2 | 3 | 4.51 | 0 | 48 |
産婦人科では、妊娠・分娩に関する産科入院が少しずつコロナ前に戻りつつあります。
次いで、子宮や卵巣の腫瘍など婦人科入院が主となっています。
特に救急指定病院の性格から緊急手術を要する症例にもついて対応しています。
次いで、子宮や卵巣の腫瘍など婦人科入院が主となっています。
特に救急指定病院の性格から緊急手術を要する症例にもついて対応しています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 | 61 | 3.07 | 4.46 | 0 | 76.57 | |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 | 27 | 2.26 | 2.54 | 0 | 73.3 | |
020350xx99x1xx | 脈絡膜の疾患 | 6 | 2 | 2.5 | 0 | 65.5 | |
020210xx99x1xx | 網膜血管閉塞症 | 3 | 2 | 2.15 | 0 | 73.33 | |
020220xx97xxx0 | 緑内障 | 3 | 2.33 | 4.82 | 0 | 80.67 |
前年度とほぼ同等の患者数となっています。
眼科では、白内障の手術入院が最も多く88%を占めており、入院期間も短く抑えられています。
その他、黄斑部の疾患などに対する入院治療も積極的におこなっています。
眼科では、白内障の手術入院が最も多く88%を占めており、入院期間も短く抑えられています。
その他、黄斑部の疾患などに対する入院治療も積極的におこなっています。
リハビリテーション科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) | 29 | 55.83 | 19.34 | 0 | 81.55 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 | 6 | 73.17 | 19.27 | 0 | 86.5 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 3 | 56.33 | 13.52 | 0 | 83.67 | |
0400801499x012 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 2 | 52.5 | 18.22 | 0 | 82 | |
160800xx99xxx1 | 股関節・大腿近位の骨折 | 2 | 71.5 | 21.41 | 0 | 85 |
リハビリテーション科では、高齢者の転倒による圧迫骨折をメインにした整形外科疾患が最も多く、肺炎等からの廃用症候群についても対応しています。
入院後や手術後にリハビリ目的で入院加療が必要な患者さんは、回復期リハビリテーション病棟で多職種スタッフや地域のスタッフとも連携して治療や支援を行なっています。
当院では、一般病棟による急性期から回復期リハビリテーション病棟まで、一貫した治療をおこない高齢者の方が安心して療養できる体制を整えています。
入院後や手術後にリハビリ目的で入院加療が必要な患者さんは、回復期リハビリテーション病棟で多職種スタッフや地域のスタッフとも連携して治療や支援を行なっています。
当院では、一般病棟による急性期から回復期リハビリテーション病棟まで、一貫した治療をおこない高齢者の方が安心して療養できる体制を整えています。
血液内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
130080xx97x0xx | 再生不良性貧血 | 2 | 2.5 | 11.81 | 0 | 84 | |
130080xx99xxxx | 再生不良性貧血 | 2 | 20.5 | 11.79 | 0 | 88 | |
130110x0xxx2xx | 出血性疾患(その他)(16歳以上) | 2 | 13 | 21.74 | 50 | 89 | |
180010x0xxx0xx | 敗血症(1歳以上) | 2 | 9 | 20.03 | 0 | 80.5 | |
130010xx97x0xx | 急性白血病 | 1 | 10 | 14.22 | 0 | 78 |
血液内科では、主に高齢の難病性血液疾患の患者さんに対し、感染症などの合併症に留意しながら日常生活を送れるよう、QOLを重視した治療をおこなっています。
高齢な患者さんが多いため、入院期間は全国平均と比べると症例によってはかなり長くなっています。
高齢な患者さんが多いため、入院期間は全国平均と比べると症例によってはかなり長くなっています。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 | 2 | 6 | 7.61 | 0 | 79 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) | 2 | 2 | 2.61 | 0 | 69.5 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 | 2 | 3.5 | 5.64 | 0 | 30 | |
060140xx99x0xx | 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) | 1 | 6 | 8.9 | 0 | 74 | |
060185xx99x5xx | 潰瘍性大腸炎 | 1 | 15 | 25.31 | 0 | 73 |
消化器内科では、一般の消化器内科疾患に加えて、専門的な管理が必要な指定難病である炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎やクローン病の入院治療にも積極的に対応しています。
総合診療科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 31 | 23 | 20.6 | 12.9 | 89.42 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 23 | 15.09 | 13.52 | 8.7 | 78.96 | |
0400801499x013 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 19 | 23.21 | 19.88 | 0 | 86.79 | |
050130xx9900x0 | 心不全 | 9 | 25.33 | 17.38 | 22.22 | 82.44 | |
0400801499x012 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 8 | 19.63 | 18.22 | 12.5 | 89.5 |
総合診療科では、主に救急搬送された患者さん、診療時間外に受診された患者さんの内科的・外科的治療をおこなっています。
高齢患者さんが多いため、尿路感染症・心不全・誤嚥性肺炎等の内科疾患が多く平均在院日数も長くなっています。
高齢患者さんが多いため、尿路感染症・心不全・誤嚥性肺炎等の内科疾患が多く平均在院日数も長くなっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 5 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 | 1 | 8 |
大腸癌 | 2 | 2 | 0 | 1 | 4 | 5 | 1 | 8 |
乳癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 6,8 |
肺癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 1 | 1 | 8 |
肝癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 8 |
はじめての治療(初発)時の癌の進行度(Stage;ステージ)と再発で治療を受けた患者数を集計しています。
当院では、大腸癌の症例数が最も多く、次いで胃癌・肺癌となっています。
患者さんの状態に応じて消化器内科で内視鏡下手術、外科で緊急手術・化学療法などの治療を行なっています。
前年より増加傾向にあります。
当院では、大腸癌の症例数が最も多く、次いで胃癌・肺癌となっています。
患者さんの状態に応じて消化器内科で内視鏡下手術、外科で緊急手術・化学療法などの治療を行なっています。
前年より増加傾向にあります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 4 | 7 | 48.75 |
中等症 | 65 | 49.94 | 78.72 |
重症 | 44 | 28.57 | 85.61 |
超重症 | 12 | 26.25 | 86.75 |
不明 | 0 | 0 | 0 |
当院では、中等症の患者さんが最も多く、平均年齢が78.7歳となっています。
高齢者の患者さんは重症度が高く、他職種によるチーム医療で全身管理が必要な場合が多くなっています。
当院では、肺炎の症例が多く、入院期間の短期化や耐性化予防が重要となります。
また、重症例では人工呼吸管理・栄養管理等を含む全身管理で救命率の向上に努めています。
コロナの入院対応もおこなうなかで、肺炎の重症患者の受け入れが大幅に増加しています。
高齢者の患者さんは重症度が高く、他職種によるチーム医療で全身管理が必要な場合が多くなっています。
当院では、肺炎の症例が多く、入院期間の短期化や耐性化予防が重要となります。
また、重症例では人工呼吸管理・栄養管理等を含む全身管理で救命率の向上に努めています。
コロナの入院対応もおこなうなかで、肺炎の重症患者の受け入れが大幅に増加しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 12 | 94.5 | 86.17 | 11.11 |
その他 | 6 | 91 | 74 | 11.11 |
当院では、脳梗塞急性発症のうち100%が高齢者で、その多くが救急搬送によるものです。
平均年齢は86.1歳で在院日数も長くなっており、病態により専門病院への転院搬送もあります。転院率は11.1%となっています。
平均年齢は86.1歳で在院日数も長くなっており、病態により専門病院への転院搬送もあります。転院率は11.1%となっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 12 | 44.09 | 75.82 | 18.18 | 86.18 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 7 | 5.17 | 39.33 | 16.67 | 76.33 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 5 | 0.8 | 4 | 0 | 57 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 5 | 4.4 | 9.4 | 20 | 73.6 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 5 | 2 | 2 | 0 | 77 |
内科では、胃瘻造設を中心に高齢患者さんの対応をしていますが、例年より術後日数を短縮し、転院率を低く押させることにも成功しています。
内視鏡による手術も積極的におこなっています。
内視鏡による手術も積極的におこなっています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K718-22 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) | 9 | 1 | 6.33 | 0 | 47.17 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 6 | 1.17 | 7.83 | 0 | 59.83 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 3 | 1 | 2.67 | 0 | 71.33 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 3 | 1 | 5.33 | 0 | 34.67 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 3 | 1 | 0.67 | 0 | 71.67 |
外科については、時間外の緊急手術を制限していたため、全体的に件数の減少が見られました
腹腔鏡手術を積極的におこなうことで、手術後の入院日数が短縮しています。
腹腔鏡手術を積極的におこなうことで、手術後の入院日数が短縮しています。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 7 | 1.43 | 7.86 | 0 | 34.43 | |
K861 | 子宮内膜掻爬術 | 5 | 0 | 1.2 | 0 | 46.6 | |
K877 | 子宮全摘術 | 3 | 0.33 | 8.33 | 0 | 54.67 | |
K9091イ | 流産手術(妊娠11週まで)(手動真空吸引法) | 2 | 0.5 | 2 | 0 | 29.5 | |
K879 | 子宮悪性腫瘍手術 | 1 | 0 | 11 | 0 | 48 |
3年連続減少傾向でしたが、今年度は少し回復傾向にあります。
コロナ禍で減少していた帝王切開術も増加しています。
コロナ禍で減少していた帝王切開術も増加しています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 86 | 0 | 1.83 | 0 | 75.77 | |
K279 | 硝子体切除術 | 4 | 0 | 1.33 | 0 | 80.67 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 3 | 0 | 5 | 0 | 75 | |
K2683 | 緑内障手術(濾過手術) | 2 | 0 | 6 | 0 | 64 | |
K2821イ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(縫着レンズ挿入) | 2 | 0 | 1.5 | 0 | 67 |
前年より少し手術件数は減りましたが、どの手術も術後日数を短縮することができています。
大多数が白内障の手術で、水晶体再建術が主な症例です。
大多数が白内障の手術で、水晶体再建術が主な症例です。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 6 | 0.5 | 0.5 | 0 | 69.5 | |
K6531 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜) | 1 | 1 | 4 | 0 | 74 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) | 1 | 1 | 4 | 0 | 84 | |
消化器内科では、内視鏡による手術を積極的におこなっています。
主に胃・大腸のポリープ粘膜切除をおこなっています。
主に胃・大腸のポリープ粘膜切除をおこなっています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 0 | 0 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 2 | 0.12 |
異なる | 17 | 1.04 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 4 | 0.24 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 4 | 0.24 |
異なる | 0 | 0 |
当院では、敗血症がほとんどを占めています。
別疾患に対して治療を要した症例数が多くなっており、入院契機が尿路感染症からの敗血症発症が最も多く、47%を占めています。
また、敗血症発症の94%以上を後期高齢者が占めており、平均82歳となっています。
別疾患に対して治療を要した症例数が多くなっており、入院契機が尿路感染症からの敗血症発症が最も多く、47%を占めています。
また、敗血症発症の94%以上を後期高齢者が占めており、平均82歳となっています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
37 | 33 | 89.19 |
当院では、入院時に肺血栓塞栓症のリスク評価をおこない、患者さんの状態に応じて弾性ストッキング使用などの予防策を実施しています。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
1142 | 1048 | 91.77 |
血液培養は基本的に1回2セットでおこなっています。
採取時の皮膚の常在菌混入などを見分けることができ、感度が上がることで見落としを防ぐ目的もあります。
採取時の皮膚の常在菌混入などを見分けることができ、感度が上がることで見落としを防ぐ目的もあります。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
232 | 120 | 51.72 |
新たな抗菌薬耐性菌の出現により難治症例の増加が、近年世界的な問題になっています。
抗菌薬の適正使用のためには投与前の細菌培養が重要になってきます。
当院では、抗菌薬適正使用支援チームによる取り組みを実施しています。
抗菌薬の適正使用のためには投与前の細菌培養が重要になってきます。
当院では、抗菌薬適正使用支援チームによる取り組みを実施しています。
更新履歴
- 2024.9.26
- 令和5年度病院情報を公開しました
救急搬送からの急性期緊急入院が多く、70歳以上の患者さんは全体の約74%を占めおり、80歳から89歳の年齢の患者さんが最も多くなっています。
また、90歳以上の患者さんも前年度に比べ1.3倍増加し、平均在院日数が長くなる要因となっています。
コロナ禍で減少傾向であった20歳未満の患者数は前年度とほぼ変わらず全体の3%程度となっています。