病院のご紹介
各部のご案内
安心安全な医療の提供を目指すやりがいある職場
私たちは、患者さまにより安心して医療を受けていただくため、医薬品を通して患者さま個々の Quality of Life (QOL)を向上させることを目標にしています。『顔が見える薬剤師』 として、すべての患者さまに対し、最高の"Pharmaceutical Care"を提供できるよう日々努めています。当院では、基本的な内服薬・注射薬の調剤はもちろん、病棟常駐薬剤師、医療安全、感染対策、NST、化学療法、実務実習受入れ、離島僻地医療の業務応援など幅広い活動を行っています。 薬局は若いスタッフが多く、皆で意見を出し合いながら、より良い薬局作りのため、業務改善を続けています。他職種との交流も盛んで、院内全体も風通しの良いのも特徴です。
薬局プロフィール
- 外来処方箋枚数 : 平均 130枚/日
- 採用医薬品数 : 1,395品目 (2018.9.1現在)
- 主な調剤機器 : 全自動錠剤分包機、薬袋発行機、散剤監査システム、自動散剤分包機、
水剤・注射・お薬手帳ラベル発行機、自動軟膏混合機、クリーンベンチ、安全キャビネット
薬局の業務内容
外来調剤、入院注射・内服調剤
2013年に電子カルテが導入され、調剤機器に連動されています。これにより診察室で医師によって入力されたお薬の処方データが即時に薬局のパソコンに表示されるだけでなく処方監査時にリアルタイムにカルテを閲覧することが可能になりました。
【 調剤の流れ 】
パソコンの画面 (お薬の処方) と薬歴とを比べて、お薬の重複や相互作用がないか、お薬の量が適切であるかなどをチェック (監査) します。
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必要があれば医師に問い合わせ (疑義照会) を行います。
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お薬を取り揃えます。お薬には錠剤・水薬・散剤などいろいろな剤形があります。 錠剤が飲めない患者さまにはお薬を粉砕して散剤にしたり、飲み誤りのある患者さまのために一包化 (服用時間ごとに一つの袋にお薬をまとめる) などの調剤工夫も行っています。
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揃えられたお薬に間違いがないかを確認 (最終監査) します。
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患者様にお薬をお渡しします。前回のお薬とどこが変わっているのをご説明する (例えば前回は朝食後に1錠だったが、今回から朝食後と夕食後1錠ずつに変わっている、 など) ことで、飲み間違いなどを防止、安全にお飲みいただけるよう心がけています。
高カロリー輸液無菌調製・抗ガン剤の混注
当院の薬局には無菌調剤室 (クリーンベンチ・安全キャビネット)があります。 無菌調剤室では高カロリー輸液の調製・抗がん剤の混注を行っています。
- 高カロリー輸液の調製 : 口から栄養が取れない患者さまは全ての栄養を中心静脈という太い血管に直接流します。これに用いる高カロリー輸液は、無菌状態である必要があり、クリーンベンチで調製します。
- 抗がん剤の調製 : 無菌に、かつ安全性を確保するため、安全キャビネットで調製します。
化学療法
化学療法では抗がん剤治療を円滑に行うためにレジメン管理、プロトコールの作成、服薬指導を主に行っています。当院には外来化学療法室があり、日帰りで日常生活に近い状態で抗がん剤治療を行えるよう整備されています。患者さんが安心して抗がん剤治療を行えるよう医師、看護師と連携して取り組んでいます。
DI業務 (医薬品情報の管理など)
医師をはじめ病院スタッフおよび患者さまへお薬について適切な情報提供を行う業務です。最新の医薬品の情報収集・蓄積を行い、定期的な勉強会も開催しています。医薬品を適正かつ安全に使用するためには、投与方法、投与量、副作用、相互作用などの様々な情報を収集し、その情報が適切なものかどうか評価していくことが必要となります。
医療機関内で発生した副作用情報の収集も大切な仕事です。医薬品は、少数の患者さんに対して有効性や安全性を確認した上で発売されますが、発売後多くの患者さんに使用されることにより、それまで見つけることのできなかった副作用が発現することがあります。それらを病院のコンピューターネットワークを使って発信したり、あるいは院内で発生した副作用報告を行ったりしています。
薬品管理業務(在庫管理など)
医薬品は薬局内だけでなく、各病棟や手術室、外来の診察室などすべての部署に配置してあります。患者さまにお薬を良好な状態で安定して供給できるよう、使用期限、温度管理が守られているか、厳重な管理が必要な薬が適切に管理されているかを確認しています。
薬剤管理指導(服薬指導など)
外来・入院の患者さまに、お薬の服用の仕方や器具の使用説明を行っています。患者さまからのさまざまなご質問・疑問にお答えしたり、薬が適正に処方・服用されているかなどの確認も行っています。
病棟常駐業務
当院では、各病棟に常駐薬剤師を配置し、病棟薬剤業務実施加算を算定しています。内容は多岐にわたり、持参薬の確認を病棟薬剤師が行う、薬効および副作用をモニタリングし最適な処方提案を行う、相互作用を確認する、投与前に投与薬の患者さんへの十分な説明をするなどがあります。また、病棟カンファレンスにも積極的に参加しチーム医療の一員として医師・看護師・理学療法士などのコメディカルと連携を取りながら 全ての入院患者さんに対して、より安心・安全で質の高い薬物療法の提供を目指し日々奮闘しています。
チーム医療への参加
当院では患者さまへより良い医療提供を目指して、チーム医療に取り組んでいます。チーム医療では、各部署からスタッフが集まって話し合い、それぞれの専門性を活かした治療を行います。 当院では認知症回診・褥瘡回診・NST回診・ICT・院内感染対策委員会・リスクマネージメント委員会・接遇委員会などを行っています。
- 認知症回診 : 各病棟から認知症患者さんやせん妄患者さんに対する相談を受け、週に1度、医師・認知症看護認定看護師および各病棟の看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・ソーシャルワーカーが認知症回診を行い適切な予防や初期介入、ケアについて提案を行なっています。
認知症では、「BPSD」という暴言、暴力、抑うつ、妄想などのさまざまな行動・心理症状を発症し、円滑な治療の妨げとなる場合があります。このような症状を和らげるために、薬剤師は患者さんの体に最も合ったお薬の種類や量を医師とともに考えます。 - 褥瘡回診 : 週に1度、医師・褥瘡担当および各病棟の看護師・薬剤師・管理栄養士が褥瘡回診を行っています。内容は褥瘡 (床ずれ) の洗浄、写真撮影、処置などで、メンバー全員で患者さまごとに褥瘡の評価を行います。薬剤師は、褥瘡カートの管理、薬剤・被覆剤の選択についてのアセスメントを行っています。
- NST回診 : 検査結果などから栄養状態が良くない患者さまを対象に、それぞれの状態を確認しながら、より良い投与方法で、より適切なお食事・栄養剤・輸液を提供できるよう回診を行っています。具体的にはアルブミン値などの検査結果・ 体重や体温・食事や栄養剤の摂取状況、腸の動き具合などを確認したり、必要に応じて嚥下できるかのテスト(VF)も行っています。
薬剤師の役割としては、嚥下障害時の薬剤服用の工夫、適切な栄養輸液の提案などを行っています。 - ICT : 感染症は、他の疾患と異なり伝播・伝染するという特徴があります。病院には、免疫力が低下した人や、高齢者など感染症にかかりやすい患者さんが多くいます。医療関連感染を防ぐことは、重要な課題となります。
薬剤師は、Infection Control Team(ICT)メンバ-の一員として、医師、看護師、臨床検査技師などと協力し、日々、院内の感染対策に取り組んでいます。耐性菌の発生を抑制する適切な抗菌薬の使い方や感染管理、感染経路の対策など、感染症薬物治療の適切かつ安全な実施を目標に活動しています。 - 薬剤管理指導施設
- 病棟薬剤業務実施施設
- 無菌製剤処理施設
- 日本病院薬剤師会
- 日本薬剤師会
- 日本静脈経腸栄養学会
- 日本在宅薬学会
- 日本災害医療学会
- 日本薬剤師研修センター:2名
- 実務実習認定指導薬剤師:4名
- 医療安全管理者講習修了:3名
- 漢方薬・生薬認定薬剤師:1名
- NST専門療養士:1名
- 日本在宅薬学会 バイタルサインエヴァンジュリスト:1名
- 日本災害医学会 災害薬事インストラクター:1名
全国展開しているスケールメリット
新人研修・三年次研修・交換研修
徳洲会グループでは、新人研修、三年次研修、交換研修の3つの教育研修を行っています。関西大阪ブロックの同期の薬剤師が集まってディスカッションをしたり、交換研修を通して病院間で交流したりすることで、お互いに刺激し合ってモチベーションが上がります!同期を中心に他病院の薬剤師との繋がりができるのも魅力です。
リスクマネジメント部会
徳洲会病院の、関西・大阪ブロックにある薬剤部が年2回、合同でリスクマネジメントの会議を行っています。会議ではプレアボイド報告、調剤ミス調査、インシデントアクシデント報告、日頃から各病院で行っているリスクマネジメントの発表を主に行っています。また、他病院と意見交換をすることで医療事故を未然に防ぐための対策を様々な角度から考え取り組むことができます。
応援業務
徳洲会は奄美地方や沖縄の離島の「無医村」、「医療過疎地」に多くの病院を設立しています。僻地・離島の病院へ短期で仕事に行くことが応援業務です。医療過疎地は、医師だけでなく、医療スタッフが不足しているので、都市部からスタッフを派遣しています。応援に行く薬剤師は、現地のスタッフと協力して業務を行います。
初めていく土地、知人もいない場所で、もちろん最初の頃は不安と緊張がありますが、1週間も経つと普段とは全く違う環境を楽しめます。方言やなまり、その土地の人たちの考え方、そこでしか食べられない食べ物、本当に新鮮なことばかりです。応援期間の休日は観光やダイビング、島一周ドライブなど、その土地でしかできないことや、旅行では味わうことのできない貴重な体験をすることができます。
応援業務を終えると、薬剤師としても、人間としてもひとまわり成長して帰ってくる薬剤師が多いです。
山形の海鮮丼
奄美大島の海
出身大学
武庫川女子大学、神戸学院大学、大阪薬科大学、京都薬科大学、兵庫医療大学、姫路獨協大学、北里大学、城西大学、福山大学、徳島大学、徳島文理大学
施設基準
所属学会
認定取得等情報
行事・イベントもりだくさん!
職員スノボード旅行
職員忘年会
当院では職員旅行、忘年会、新入職員歓迎会、ビアガーデンなどが企画されており、職員であれば誰でも参加することができます。職員同士の交流の場となっており、普段、業務でかかわることない部署の方などとも親交を深めることができます。職員旅行は年間3~4回ほど企画されており、自分の行きたい旅行に参加することができます。またフットサル、ゴルフなどサークル活動等の各種イベントもあります。 多くの職員が業務上のつながりだけでなく、さまざまなイベントを通してコミュニケーションをとることができる楽しい職場です。
福利厚生が充実! 長期休暇も取得可能です
保育所完備!
海外旅行を満喫!
産休・育休制度があり、院内保育園で24時間保育が可能です。本人・家族の入院・外来治療費減免制度もあります。また保険・旅行の割引、リゾートホテル・テーマパークの優待利用、ライブ・コンサートのチケットの割引など、徳洲会のスケールメリットを活かした福利厚生が充実しています。 勤務はシフト制のため、カレンダーに左右されず、休み希望が取れます。有給は取りやすい環境で、プライベートも充実できます。長期休暇を利用して、海外旅行を満喫するスタッフもいます。
一緒に働く仲間募集中!
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TEL:079(447)8402 [担当者名/総務課/ 小森]