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国際心臓血管セミナー
医療機能評価認定
当院は病院機能評価機構認定病院です。
(3rdG : Ver.2.0)

診療時間のご案内

月曜日~金曜日 (平日)
9時~12時 / 16時30分~18時30分
土曜日
9時~12時
急患対応 (内科・外科)
日曜 ・ 祝日 ・ 夜間を含め
24時間対応しています。
お問い合わせください。

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079-447-0100

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診療科のご案内
消化器・炎症性腸疾患内科

当科では、消化器科一般の診療に加えて、近年増加している炎症性腸疾患(IBD)の治療に精通した常勤医が勤務しており、仕事で平日の通院が困難な患者様にも通いやすい 土曜日外来や水曜日夕診も行なっております。お気軽に受診・相談してください。詳細は診療予定表でご確認ください。

診療スタッフ紹介

診療科紹介

炎症性腸疾患(IBD:Inflammatory Bowel Disease)とは、まだ原因が特定できていない慢性の腸疾患で、主に潰瘍性大腸炎(UC:Ulcerative Colitis)とクローン病(CD:Crohn’s Disease)のことを指し、厚生労働省の指定難病対象の疾患です。近年若年層を中心に患者数が増加していますが、潰瘍性大腸炎では高齢に発症するケースも増えています。しかし、医療の進歩に従って新しい治療法も加わり、適切な治療が施されればこれまで以上に良好な病状のコントロールが可能な時代になってきました。

当院ではIBDに精通した消化器内科医師による標準的治療が提供できる体制を整え、播磨地区の皆様に寄り添ってチームでIBDの診察・検査・治療に携わっています。また、グループの関連施設である岸和田徳洲会消化器内科と、全国でも有数のIBD治療専門科を有する札幌東徳洲会IBDセンターとも人的交流があり、治療の困難例にも対応できる体制を整えております。そして、県のIBD診療の拠点病院である兵庫医科大学 炎症性腸疾患内科・外科の連携施設として定期的なミーティングにも参加しております。今後は地域の開業医の先生ともさらに交流を深めて、炎症性腸疾患の患者さまが不自由なく治療に専念できる環境作りに努めていきます。

腹痛や下痢や血便などIBDを疑う症状でお困りの患者さま、他府県から転入されどこで治療を受けるかお悩みの患者さま、平日の通院加療が困難な患者さまは、いつでもお気軽に連絡・相談してください。紹介を頂く先生におかれましては、初診でIBDかどうか診断に迷う場合や、内視鏡評価を必要とする場合、症状の増悪時で治療選択に迷う場合、入院が必要な場合、何れにも対応いたしますので、どうぞご連絡ください。


当院で施行可能なIBD治療を以下の表に示します。

■難治例に対する治療

インフリキシマブ
(レミケード)
UC 実施
CD 実施
アダリムマブ
(ヒュミラ)
UC 実施
CD 実施
ゴリムマブ
(シンポニー)
UC 実施
ベドリズマブ
(エンタイビオ)
UC 実施
CD 実施
ウステキヌマブ
(ステラーラ)
UC 実施
CD 実施
トファシチニブ
(ゼルヤンツ)
UC 実施
タクロリムス UC 実施は可能(経験数少ない)
AZA/6-MP
(イムラン/ロイケリン)
UC 実施
CD 実施
血球成分除去療法
(アダカラム)
UC 実施
CD 実施
栄養療法 CD 実施(経管・経口)


■IBD担当医:西村東人


IBD外来担当
午前診 西村 西村 西村
夕診 西村

※診察日は変更・休診になることがあります。診療予定表または電話にて、診察が有ることをご確認のうえ、ご来院いただきますようお願いします。

■各種検査の実施状況

種類 大腸内視鏡 注腸X線検査 カプセル内視鏡 小腸内視鏡 小腸造影 CT検査
実施の有無 × ×

■患者紹介

通常 土・日 緊急時
紹介方法 病診連携・紹介状 土は通常 日・夜間緊急時は救急対応

■医療連携について

紹介のタイミング ・疑い時 ・診断確定時 ・治療中 ・逆紹介 ・土曜日希望 ・他県からの転入
手術について 他院に紹介 (*兵庫医科大学病院など)

IBDチーム医療紹介

炎症性腸疾患(IBD)の治療は、5-ASA製剤・ステロイド・新規薬剤も含めた多くの難治性治療薬の他、栄養療法、血球成分除去療法、腸管外症状に対する他科と連携した治療、など多岐に渡っています。適切な治療を行うためには、いろいろな職種の連携が必要となります。


当院では2020年4月にIBD委員会を立ち上げ、医師・外来看護師・病棟看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床工学技師・医師事務・医事課・入退院支援室の構成で、多職種連携IBDチームを結成しています。


チームの活動としては、月に1回の勉強会とカンファレンスを実施しています。患者様の病態や治療について討論を行い、勉強会や学会研究会を通じてチームメンバーの知識を高めあい、患者さんの治療がスムーズに進むように各部署の連携を強化したり、播磨地区のIBD診療施設とのチーム交流を開催したり、他にも色々な活動を行っています。


今後は全職員対象の院内勉強会の開催や患者と患者家族を対象にした患者会なども企画して、高砂西部病院のIBDチームから院内院外へIBDという疾患への理解が浸透することを目指して委員会の活動範囲を広げて行きます。


疾患に対する医療情報提供や、病状に合わせた食事の相談、就労活動や妊娠・出産に関する相談、特定疾患申請や医療制度の紹介、医療費の相談、などを通じて、患者様が安心して治療に専念できて早く元気に社会復帰していただくことがチームの目標です。


■2020年度IBD委員会勉強会テーマ一覧


〈IBD患者会リンク〉

インターネットやSNSではなく患者同士が顔を合わせて交流する患者会が
定期的に開催されています



*入会等問い合わせ:toki@mh1.117.ne.jp 会長 柳井ときお

内視鏡室紹介

当院の内視鏡室は、外来の一部門として、消化器炎症性腸疾患内科医師・内視鏡担当医師・臨床工学技士・外来看護師からなる内視鏡チームで構成しています。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)、下部消化管内視鏡(大腸カメラ)、気管支鏡など内視鏡を使った検査や治療を行っています。

治療内視鏡は、消化管出血に対する緊急止血術のほか、早期がん治療(ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術)、肝・胆道系の精査加療(ERCP:内視鏡的逆行性胆管膵管造影、総胆管結石治療など)、大腸ポリープ切除(ポリペクトミー・EMR)、内視鏡下での胃瘻造設・胃瘻交換、などが施行可能です。
内視鏡検査は月曜日から土曜日まで毎日検査枠を設けております。

毎週火曜日は、連携施設である岸和田徳洲会病院消化器内科チームの経験豊富な医師が内視鏡検査や治療を担当しており、高度な技術を要する内視鏡治療にも万全の体制で取り組んでいます。

また、当院では内視鏡検査の苦痛軽減を目的として、鎮静下内視鏡や経鼻内視鏡検査のオプションを選択することができます。


◯鎮静下内視鏡

希望があれば検査直前に点滴から眠くなる薬(鎮静剤)を投与します。うとうとしてリラックスしている間に内視鏡検査を受けて頂く方法です。
検査が不安な方や、以前の検査で苦い思い出をお持ちの方、少しでも楽に検査を受けたい方は是非ご相談ください。当院スタッフがお話を聞いた上で、患者様に合った方法を提案し、対応させて頂きますので、お気軽にお声かけください。
ただし、鎮静剤を使用する場合は目が覚めた後も薬の影響が残る場合があるため、検査後当日のご自身での車の運転は必ず控えるようにお願い致します。


イメージ写真

◯経鼻内視鏡

上部内視鏡検査は、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡の2種類を準備しています。経口内視鏡で「しんどかった」「喉がえずいて辛かった(咽頭反射による辛さ)」と苦い思い出があり、内視鏡検査に踏み切れない方もおられるかと思います。経鼻内視鏡はこの咽頭反射による辛さを軽減するために開発され、当院でも2018年11月より導入しています。
写真は経口内視鏡と経鼻内視鏡の太さの比較です。直径はそれぞれ、経口内視鏡が約10㎜、経鼻内視鏡が約5㎜です。
咽頭反射が軽減されるので鎮静剤を必要としなくて済むというのもメリットの一つで、検査後すぐに車を運転して仕事に行きたいという患者様には、オススメです。

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◇近隣の先生方へ

当院での内視鏡検査、内視鏡治療は、新設されました「病診連携」へお気軽にお問い合わせください。

岸和田徳洲会消化器内科医師による内視鏡検査・治療は主に火曜日に行なっております。お問い合わせの際に、岸和田徳洲会消化器内科医希望とお伝え下さい。

土曜日の内視鏡検査も行っておりますので、患者様のご希望の曜日をお伝えくだされば対応可能な日程を返答させていただきます。

 

内視鏡担当医師紹介

  • 西村東人

    西村 東人(にしむら はると)常勤医

    消化器・炎症性腸疾患内科 部長
    IBDセンター長、内視鏡室長
  • 西村東人

    中川 賀清(なかがわ よしきよ)常勤医

    内科 総合診療科 部長
     

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